「SBI証券で未成年口座を開設したいけど、手順がわからない」
「口座開設するときに準備することは?」
子ども用の未成年口座を開設したいと思っても、
何を準備すればいいかわからなくなってしまうことがありますよね。
2児の父である私は、子どもが0歳の時にそれぞれの未成年口座をSBI証券で開設しました。
その時の注意点や、あらかじめ準備しておくものを解説してきたいと思います。
SBI証券で未成年口座を開設する具体的な順序は下記の通りです。
- 子どものマイナンバーカードを作っておく※後の手続きが楽になります!
- 子ども名義の銀行口座を開設する
- 子ども名義のメールアドレスを登録しておく
- SBI証券で未成年口座を開設する手続き
この記事を読めば、SBI証券で未成年口座を開設するときのポイントがわかるようになります。
子どもの教育資金を準備するためなど、未成年口座を開設することにはメリットがあるため
この記事を読んだ後は、ぜひ未成年口座の開設にチャレンジしてみてください!
ポイントについて詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
子どものマイナンバーカードを作っておく
未成年口座を開設するにあたって、子ども本人の身分証明書が必要になります。
その時に便利なのが「マイナンバーカード」です。
今までは子ども本人の顔写真が必要で、たとえ産まれたばかりだったとしても
本人の正面の顔写真を準備する必要がありました。
しかし、令和6年12月2日から1歳未満の子どものマイナンバーカードには顔写真が不要となりました。
なので、役所に出生届を提出したのと同時にマイナンバーカードの申請を完了させることが
できるようになりました。
マイナンバーカードは子どもの身分証明書として使えますので、
あらかじめ作っておくことをおすすめします。
顔写真が無い影響で、マイナンバーカード1枚で
身分証明が済まない場合もあるので、注意が必要です!
子ども名義の銀行口座を開設する
証券口座を開設する前に子ども名義の銀行口座を開設しておかなければなりません。
SBI証券での未成年口座で取引を進める場合には以下の手順で進める必要があります。
- 親権者の口座から子ども名義の銀行口座に資金を振り込み
- 子ども名義の銀行口座から証券口座に入金
- 入金された資金で投資信託等の取引を行う
証券口座への入金は、必ず同一名義の銀行口座からでなければいけません。
そのため、必然的に子ども名義の銀行口座を先に開設しておく必要があります。
三菱UFJ銀行で口座を開設する場合のポイント
私の場合は三菱UFJ銀行の窓口で子ども名義の銀行口座を開設しました。
必要なものやポイントを解説していきたいと思います。
ここで気を付けたいのは、子どもの身分証明書としてマイナンバーカードを使った場合
1歳未満のマイナンバーカードには顔写真が無いため、追加の書類が必要ということです。
店頭での手続きの場合でもタブレットを利用して進めていきます。
通常の紙の通帳を発行する場合は印鑑が必要になりますが、「Eco通帳」という
ペーパーレスの通帳を選択した場合は印鑑が不要になります。
ペーパーレスの前提で手続きをする場合は、身分証明書だけを準備すれば
銀行口座を開設できるようになりました。
- 顔写真無しのマイナンバーカードには追加の身分証明書が必要!
- ペーパーレスの通帳なら印鑑は不要!
子ども名義のメールアドレスを登録しておく
SBI証券で口座開設をするときには、メールアドレスの登録が必要です。
1人目の子どもの口座を開設するときに、自分のメールアドレスを入力したところ
「メールアドレスは使用済みのため、別のアドレスを入力してください」という旨のメッセージが
出てしましました。
てっきり同じアドレスを使いまわせると思ってました・・・
子ども用のGoogleアカウントを作るのがおすすめ
子ども用のメールアドレスを作るのにおすすめなのが、子ども用の「Googleアカウント」作成です。
親権者のGoogleアカウントから「ファミリーグループ」を作成し、
最大5人までアカウントを追加することができます。
アカウント作成と同時にメールアドレスも登録できるため、
子ども用のアカウントとメールアドレスを新しく作っておきましょう。
子どもが成長したら
Googleアカウントを譲渡すればOK!
SBI証券で未成年口座を開設する手続きのポイント
ここまで準備して、ようやく証券口座の手続きを始めることができます。
SBI証券で未成年口座を開設するためには、親権者がSBI証券の口座を持っている必要があります。
そのため親権者が未開設の場合は、まず親権者自身の証券口座を開設しなければいけないことに注意が必要です。
親権者の証券口座開設が完了したら、いよいよ未成年口座の開設を申し込みます。
詳細については公式サイトが手順を紹介していますので、ご確認ください。
ここでは、私が申し込んだときにポイントだと思ったことを紹介していきたいと思います。
本人確認書類は「WEBアップロード」がおすすめ
口座開設を申し込んだ後は、口座を開設する本人(子ども)と親権者の本人確認書類を
提出する必要があります。
書類提出方法は「WEBアップロード」と「郵送」のどちらかを選びます。
取引を早く進めるためには「WEBアップロード」がおすすめです。
ただし、以下の場合は「郵送」を選ばなければいけないということになっています。
- 子どもと親権者が「別居」の場合
- 親権者が世帯主ではない場合
自分の状況に合わせて、方法を選択しましょう。
子どもの本人確認書類は顔写真無しマイナンバーカードでOK
公式サイトでの例では、身分証明書として顔写真付きのマイナンバーカードが出ていたため
顔写真無しのマイナンバーカードじゃ通らないかも・・・
と不安になりながら、親権者の身分証明書などを含めて撮った写真をWEBにアップロードしました。
結果は問題なく審査OKで、顔写真無しのマイナンバーカードでも、問題ありませんでした。
初期設定が終わったら、取引開始!
本人確認書類の審査が終わったら、初期設定を行って口座開設が完了になります。
ここからいよいよ取引ができるようになるわけです。
改めてになりますが、取引をするためには下記の手順が必要です。
- 親権者の口座から子ども名義の銀行口座に資金を振り込み
- 子ども名義の銀行口座から証券口座に入金
- 入金された資金で投資信託等の取引を行う
そのため、贈与税がかからない110万円を下回る金額で一括取引するのが
手間がかからなくておすすめです。
もちろん親権者のリスク許容度に合わせて進めていかなければいけませんが、
教育資金の準備という目的であれば、「一括投資してほったらかす」という方法が
その後のリバランスなども不要で、楽だと考えています。
まとめ:ポイントを押さえて、未成年口座を開設しよう
今回は「SBI証券」で未成年口座を開設するまでの手順とポイントについて解説しました。
手順については下記の通りです。
- 子どものマイナンバーカードを作っておく
- 子ども名義の銀行口座を開設する
- 子ども名義のメールアドレスを登録しておく
- SBI証券で未成年口座を開設する手続き
記事内で紹介したポイントは下記の通りです。
- 1歳未満のマイナンバーカードには顔写真が不要になった
- 三菱UFJ銀行の口座開設では顔写真無しのマイナンバーカード以外に
もう1つ公的証明書が必要
ペーパーレスの通帳の場合は印鑑が不要 - 子ども用のメールアドレスはGoogleアカウントの
ファミリーグループを使うのがおすすめ - SBI証券での本人確認書類確認では
顔写真無しのマイナンバーカード1枚で本人を証明することが可能
証券口座を活用することによって、家族を含めた経済的自立に近づくことができると思っています。
今回紹介したポイントを押さえながら、スムーズに未成年口座を開設して
教育資金を準備できるようにしていきましょう。
それでは、一緒に頑張っていきましょう!
コメント