今回は節税効果がある「NISA」と「iDeCo」の2024年の運用実績について紹介します。
経済的自立への取り組みを進めている一般サラリーマンである私の運用実績が、
皆さんの今後の資産運用に参考になると思います。
今回紹介する「NISA」と「iDeCo」は節税効果の大きいので
一般サラリーマンにとっては、活用すべき制度です。
旧NISAの実績は円建てで
- 評価額 :1,132,506円
- 含み損益:+426,506円(+60.41%)
新NISAの実績は円建てで
- 評価額 :694,513円
- 含み損益:+94,513円(+15.75%)
米国の株高の影響を強く受けたため、旧NISAはプラス60.41%
新NISAはプラス15.75%で終了することができました。
また、iDeCoの実績は円建てで
- 評価額 :524,865円
- 含み損益:+160,995円(+44.25%)
iDeCoについても、米国の株高の影響を受けてプラス44.25%で終了することができました。
詳しい内訳について紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
旧NISAの実績
まずは旧NISAの実績です。
2021年からつみたてNISAを始めて、新NISAが始まる2023年まで利用していました。
新NISAが始まったため、新たなつみたてはできませんが、運用実績を紹介します。
銘柄 | 評価額(円) | 損益(円) | 損益(%) |
---|---|---|---|
たわらノーロード 先進国株式 | 864,492 | +329,492 | +61.59 |
たわらノーロード 全世界株式 | 268,014 | +97,014 | +56.73 |
米国の株高と、円安の影響で損益が大きくプラスになっています。
しかし、2025年は
- 米国の大統領がトランプ氏になることによる影響
- 日本がさらなる利上げに踏み切ることによる円高の可能性
これらの影響により株価が大きく動く可能性があります。
株価の暴落は定期的に発生するものだという考えで、長期運用を前提に保有を続けていきます。
新NISAの運用実績
次に2024年から始まった新NISAの実績です。
新NISAでは、年間の投資可能上限額がつみたてNISAの40万円から
つみたて投資枠と成長投資枠を併用した場合、最大で360万円に改正されました。
私の場合はリスクを取りすぎないように、2024年は年間60万円をつみたてました。
運用実績について紹介します。
銘柄 | 評価額(円) | 損益(円) | 損益(%) |
---|---|---|---|
たわらノーロード S&P500 | 559,338 | +79,338 | +16.53 |
たわらノーロード 全世界株式 | 135,175 | +15,175 | +12.65 |
新NISAは2024年から開始しているため、旧NISAよりも損益のプラスは小さくなりました。
また、NISAは新旧ともに「ろうきん」で口座を開設しているため、
投資できる銘柄の選択肢が限られています。
本来であればオルカンなどの銘柄に投資したいところですが、
「ろうきん」が取り扱っている銘柄には含まれていませんでした。
そのため、同じような低コストの銘柄に投資しています。
家計の見直しをした結果、もう少しリスクが取れそうなので
2025年については年間100万円(月7万円,ボーナス月プラス8万円)のつみたてをしていく予定です。
iDeCoの運用実績
最後にiDeCoの実績です。
iDeCoは掛け金が全額所得控除になりますので、
私たちサラリーマンにとっては節税の対策として利用しておきたい制度です。
私の会社は確定給付企業年金の制度があるため、iDeCoの毎月の掛け金は最大12,000円/月でした。
運用実績を紹介します。
銘柄 | 評価額(円) | 損益(円) | 損益(%) |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 373,800 | +119,070 | +46.74 |
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) | 151,065 | +41,925 | +38.41 |
iDeCoについても、米国を中心とした投資信託に投資しているため、大きくプラスとなっています。
iDeCoは最低でも60歳までは資金が拘束されるため、現在の損益の状況はあまり参考にはなりません。
最終的にプラスになっていればいいだろうという心づもりでいるくらいがいいでしょう。
また、2025年から制度が改正され、掛け金が最大で20,000円/月となりました。
私の場合は、12,000円から15,000円に掛け金を変更する予定です。
引き続き節税の効果は受けつつ、NISAの方に掛け金を回せるように検討していこうと考えています。
まとめ:国が進める税制優遇制度は利用していこう
今回はNISAとiDeCoの運用実績について紹介しました。
- 旧NISA:評価額 1,132,506円 +426,506円(+60.41%)
- 新NISA:評価額 694,513円 +94,513円(+15.75%)
- iDeCo :評価額 694,513円 +160,995円(+44.25%)
米国の株高と円安の影響によって大きくプラスとなりました。
2025年は不透明な状況なので、2024年のように順調に上がっていくとは考えていません。
NISA・iDeCo共に長期運用を前提として投資なので、
単年での実績はあまり関係ありませんが、大きくプラスとなっているとメンタルには良いですね。
今回のように毎月の実績も続けて紹介をしていきますので、
経済的自立を目指して一緒に頑張っていければと思います。
それでは、一緒に頑張っていきましょう!
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