
今回は初めての書評です。
資産運用にについての本はたくさんあり、「どれから読めばいいのだろう?」
と思うことは多いと思います。
私は主にYouTubeで資産運用について学んできましたが、
書籍を読むことでモチベーションの向上につながることを実感しました。
この記事では、「金持ち父さん貧乏父さん」の書評を通じて
私の資産運用の考え方について書いていきたいと思います。
この記事を読めば、私と同じような一般サラリーマンが
どのように行動してくべきかのヒントになると思います。
実際に私はこの本を読んで、行動することの大切さを実感し
経済的自由を目指していくためにはどんどん行動に移していかなければならないと感じ、
実際に行動しています。
ぜひ最後まで読んでみてください。
本の概要

金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。
持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。
資産と負債の違いをはっきりさせる。
お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。
そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。引用:「金持ち父さん貧乏父さん」裏表紙より
この本では、お金についての6つの教えを紹介しています。
- お金持ちはお金のために働かない
- お金の流れの読み方を学ぶ
- 自分のビジネスを持つ
- 会社を作って節税する
- 金持ちはお金を作り出す
- お金のためでなく学ぶために働く
また、3つの実践についても紹介しています。
- まず5つの障害を乗り越えよう
- スタートを切るための10のステップ
- 具体的な行動を始めるためのヒント
お金についての勉強と、実践に移すためのヒントが繰り返し紹介されています。
貧乏父さんについて思うこと
この本で紹介されている「貧乏父さん」は著者の実の父です。
貧乏父さんは高い教育を受け、収入が良い仕事に就いていたが
請求書の支払いに追われていて、一生お金に困っている状態でした。
自分と父親も同じ状況だった
この状況は、
資産運用を始める前までの自分と同じ状況であり、私の父親も同じ状況でした。
日本では多くの割合で同じ状況になっていると思います。
働き続けることは悪いことではない
以前の記事で紹介しましたが、私は経済的自立へのゴールとして、
60歳の定年で仕事をきっぱりやめたい
これをひとつの目標としています。
ですが、当然仕事が好きで続けているという人もいますので、
体が動く限りは働いていきたいということは理解します。
働き続けるかどうかを選択できるようになりたい
働き続ける理由が
- 住宅ローンなどの借金が残っているから
- 生活費が足りなくなってしまう
などであれば、状況は違ってきます。
「貧乏父さん」は、まさに上記の状況で働き続けるしかない状態になっていました。
これを解消し、働き続けるかどうかを選択できるように
行動していくことが重要だと思っています。
金持ち父さんについて
「金持ち父さん」は著者の友人の父親です。
「貧乏父さん」より高い教育は受けていませんが、
お金に関する勉強を積極的にしていたので、様々な方法でお金を作れる状況になっていました。
どうすれば買えるのかを考える
あるものを欲しいという状況になった時
「貧乏父さん」は「そんなものを買うお金はない」
「金持ち父さん」は「どうすれば買えるようになるか考えろ」
という正反対の言葉をかけます。
多くの人は「貧乏父さん」からの言葉をかけられているのではと思います。
私もそのパターンがほとんどでした。
「どうすれば買えるようになるか考えろ」というのを読んだときは衝撃を受けました。
私たちは頭で考えることができます。
お金については多くを考えることなく、「そんなお金はない」という考えに偏りがちでした。
お金に限らず、「どうすればできるようになるか考える」ということは
すべてにおいて使うことができると考えて行動するように心がけています。

経験したことないと
つい否定から考えてしまうよね
子どもに対して厳しすぎるという面も感じる
「金持ち父さん」は9歳の子どもに対して
頭を使って考えさせるために
- ただ働きさせる
- 長時間対応せずに放置する
など、なかなか厳しい対応をしています。
本の中では、結果としてうまくいっていますが
子どもに対して実践するときには、メンタルに対する配慮が必要だと思います。
金持ちは負債ではなく資産を買う
金持ちは資産を手に入れる。
中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む
引用:「金持ち父さん貧乏父さん」本文より
私たちが資産だと思って買ったものは、本当に資産なのか?
それは資産ではなく負債ではないのか?
ということを考えなければいけません。
資産として購入したことで発生した
- 住宅のローン
- 消費者ローン
- クレジットカードの未払分
などは負債であり、仕事で得た収入を吸い取ってしまいます。
それに対して金持ちは得た収入で
- 不動産
- 株式
- 債券
- 知的財産
などを購入し、資産側からお金が流れてくるようにしています。
私は不動産は所有していませんが、
株式・債券は保有していますので、
少しずつ資産から収入へのお金の流れを作ることができ始めています。
この流れが生活費を上回ることによって、経済的自立が成立します。
できない理由を考えるなら、まずは行動しよう!
この本では、とにかくすぐに行動することを勧めています。
具体的な行動に移すためのヒントも書かれています。
その中でも
「強い目的意識を持つ」
というのが特に重要だと私は思っています。
今は経済的自立を達成したい!という目的意識を持って
株式投資などの行動に移しています。
それ以外に、このブログを始めたのも経済的自立への行動のひとつです。
行動に移せない、できない理由はいろいろあると思います。
- 今は仕事が忙しいから
- 仕事から帰ってきてからも勉強したくない
- 子育てで忙しい
- プライベートの時間は遊びたい
- etc…
私も毎日こんなことを考えて過ごしていました。
しかし、行動しなければ現状は好転しないという思いが強くなり
今は毎日できることを取り組み続けています。
まとめ
今回は初めての書評として「金持ち父さん貧乏父さん」を紹介しました。
この本には資産に対する考え方や、
経済的自立を達成するために必要な考え方
行動に移すための具体的なヒントなど、盛りだくさんな内容でした。
私もこの本を読んで経済的自立に向かって、より頑張っていこうと決意しました。
まだ読んだことのない人はぜひ読んでみることをおすすめします。
それでは、一緒に頑張っていきましょう!
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