中古戸建ての住宅ローンで「auじぶん銀行」をおすすめしない3つの理由

固定費
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わたくしごとですが、2025年3月にリフォームされた中古の戸建て住宅を購入しました。

中古とはいえ、一括で買うことはできませんので、住宅ローンを利用することで検討していました。

はじめは金利の安さから「auじぶん銀行」を利用することで進めていましたが、

いくつかの難点があり、結局は他の銀行で借りることにしました。

実際に感じた「auじぶん銀行」住宅ローンの難点3つは以下の通りです。

auじぶん銀行住宅ローンの難点
  • 本審査で物件関連書類の確認にかなり時間がかかる
  • 銀行の仲介業者と電話で連絡を取りながら進めるため、レスポンスが悪い
  • 追加リフォーム分を借り入れることができない

住宅ローンの比較サービスを行っている「モゲチェック」を利用して、

優遇金利を受けることができる「auじぶん銀行」で借り入れを進めたかったのですが

上記の理由から、借り入れを断念することになってしまいました。

この記事では、私が実際に体験した住宅ローン審査時の困りごとや

「auじぶん銀行」を利用しようと思っている人にとって、メリット・デメリットを含めて

詳しく解説していきます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

auじぶん銀行とは

「auじぶん銀行」はKDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したネット銀行です。

auIDと連携して利用することで、さまざまな金融サービスを受けることができます。

また、店舗を持たないネット銀行になりますので、通常の店舗を持つ銀行よりも

金利面が有利に設定されている場合が多いです。

すでにauを利用している人にとっては、追加で設定する項目が少ないので

スムーズに手続きを進められるということもメリットのひとつです。

ただし、ネット銀行全般に言えることですが、店舗を持たないため

銀行との連絡はメールや電話などオンラインでする必要があります。

自分で手続きや連絡をしながら進めることが苦手な人にとっては、

ネット銀行はハードルが高いかもしれません。

中古戸建て物件におけるauじぶん銀行住宅ローンの難点3つ

ここからは、記事冒頭でも紹介した「auじぶん銀行」の住宅ローンで

難点だと感じた3つについて紹介していきます。

これから住宅ローンを借りようと思っている人にとって参考になると思いますので、

ぜひチェックしてください。

本審査で物件関連書類の確認にかなり時間がかかる

住宅ローンの本審査では、各種書類をチェックしながら審査が進められます。

実際に提出が必要な書類は以下の通りです。

住宅ローン本審査で必要な書類
  • 本人確認書類
    住民票・運転免許証・健康保険証
  • 収入関連書類
    源泉徴収票・住民税決定通知書or課税証明書
  • 物件関連書類
    不動産売買契約書・重要事項説明書・建築計画概要書建物配置図など
  • その他

物件関連書類の「不動産売買契約書・重要事項説明書」については、不動産仲介業者などから

必ず発行されるため、用意することは問題ありません。

中古物件の場合、前所有者の状況によって「建築計画概要書」と「建物配置図」が無いことがあります。

私が購入した物件も、この2つの書類がありませんでした。

中古物件の場合は、このように書類が存在しない場合も珍しくないということで

該当の書類が無かったとしても、問題なく審査が進むことが一般的です。

しかし、「auじぶん銀行」の場合は、この2つの書類の提出を繰り返し求められたため

その間は本審査が止まってしまいました。

最終的には出すことができないという状況を理解してもらい、審査が進みましたが

本審査の申し込みを始めてから審査完了まで2週間以上かかってしまいました。

一般的には売買契約を交わしてから1か月後に引き渡しとなるため、

本審査に時間がかかればかかるほど融資実行までの猶予が無くなるため、

審査が進まない状況は精神的に辛かったですね。

銀行の仲介業者と電話で連絡を取りながら進めるため、レスポンスが悪い

ネット銀行の場合、対面でのやりとりは無いため

何か問い合わせをするときは電話での対応がメインになります。

auじぶん銀行の場合、銀行の担当者と直接連絡を取ることができず

仲介業者と連絡を取り合うことになります。

2月から3月という年度末の影響もあってか、混みあっていて担当者と連絡することが難しく

一度電話を取り逃してしまうと、次に連絡できるのが翌日ということも多くありました。

担当者ではなくても、こちらから伝えたいことを伝達してくれるように

対応してもらうことは可能ですが、翌日に電話するとまた同じことを言われてしまう

ということも多々あり、結果的にはレスポンスが悪いという印象を受けました。

追加リフォーム分を借り入れることができない

今回auじぶん銀行の住宅ローン借り入れを見送ることになった最大の理由は

追加リフォーム分を借り入れることができない」ということです。

今回購入した物件は、すでにリフォームが完了している物件で、

そのまま住むことも可能な状態でした。

しかし、部分的に直してほしい・追加でリフォームしたいという願いもあったため

契約時に追加のリフォーム工事をお願いすることにしました。

金額として最も大きかったのは玄関ドアの交換で、その他リフォームも合わせると

合計で約200万円が工事費用として追加になってしまいました。

追加のリフォーム200万円分も追加で借り入れるように書類の申請をしましたが、

結果としては追加リフォーム分の借り入れはNGという判定になってしまいました。

実際に受けた説明は「最初のリフォーム時にかかった費用であれば、借り入れは可能ですが

追加のリフォーム分については借り入れることができません」ということでした。

私のリサーチ不足という部分もありますが、物件購入時にかかっている費用だという認識だったので

借り入れNGというのは非常にショックでした。

まとめ:住宅ローン審査時に気を付けること

今回は「auじぶん銀行」の住宅ローンをおすすめしない3つの理由というテーマで解説しました。

私の場合は「auじぶん銀行」での借り入れを断念することになり、

最終的には不動産仲介業者が提携している銀行で借り入れを行うことで、済ませることができました。

住宅ローンの審査で、私が気を付けたほうが良いと思ったことは以下の通りです。

  • 複数の銀行の審査を同時並行に進めておくこと
  • 中古物件の書類について、用意できない書類は
    はじめから用意できないと強く主張しておくこと
  • ネット銀行を利用するには、すべて自分で進めるという覚悟を持つこと

私の場合、審査が進まずに期限が近づいてきてしまうという状況に強いストレスを感じてしまい

本来は夢のマイホームという楽しいイベントであるはずなのに

メンタル的に弱ってしまうという事態にまでなってしまいました。

ネット銀行は金利が低く設定されていることが多く、支払いを安く抑えるためには

有力な候補になってくると思います。

しかし、それ相応の試練が待ち構えているという覚悟も持っておく必要があると考えています。

経済的自立を達成するための道のりとしては、少し遠回りすることになってしまったかもしれませんが

自分の身を守るための行動でもあるということで判断しました。

今回の私の経験が、皆さんの役に立つ一助になれば幸いです。

それでは、一緒に頑張っていきましょう!

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